ふと疑問に思ってしまったことがあります。それは海外へ行く時の荷物についてです。
国際線から国内線に乗り継ぎ(トランスファー)をした場合、預け入れる荷物の重量はどうなるのでしょうか。
例えば日本からオーストラリアへ行くとして、はじめはシドニーに到着してその次にメルボルンへ乗り継ぎがあるとします。
はじめの日本からシドニーは預け入れ荷物の許容量が30kgなのに、シドニーからメルボルンの国内線は23kgとなっています。(カンタス航空参考)
この場合、日本で30kgを空港で預けたら、乗り継ぎの時の7kg没収されてしまうのでしょうか。想像するだけで恐ろしいです。
「航空チケットによる」とも書かれていたのでさっそくカンタス航空のホームページの予約照会から荷物の重さを確認すると30kgとなっています。
でもそれが国際便だけだったらどうしよう。と不安が拭えません。
そこでホームページから乗り継ぎ時の荷物の重さを確認することにしました。
※あとから知りますがHPではこの画像の下に”以上を表示”というのがありそこをクリックすると答えが書いてありました。
カンタス航空の荷物の見方がわかりづらい!!と2時間ほどネットサーフィンすることに。
いや正確に言うと私がテンパっているからよくわからなかっただけで、きちんとホームページに書いてありました。
乗り継ぎで複数区間を同時にチェックインされる場合は、旅程上最重要航空会社の手荷物規定が適用になります。
ずばり重い方(30kg)が適用されるようです。
となると次いで気になるのが個数です。
「30kg持って行けるんだー」と思っても私のスーツケースにはそんなに物が入りません。
まったくよくわからないな、カンタス航空のホームページはと思っていたら、きちんと書いてありました。
重量制で発券されている航空券で、国際線便をご利用の場合、許容量内において、個数制限はありません。
https://www.qantas.com/jp/ja/travel-info/baggage/checked-baggage.html
重量制で発券されている航空券ってなんだろう、つめが甘いなカンタスと思っていたらこれもきちんと書いてありました。
北米・南米を除くすべての国際線には、次の(エコノミー30kg)重量制手荷物許容量が適用されます。
https://www.qantas.com/jp/ja/travel-info/baggage/checked-baggage.html
ということは日本からオーストラリアへは個数制限なしです。やったー。
カンタス航空さすがですね。
ってことはシドニーでちょっと一泊して、次の拠点をめざしちゃおうかしら、なんて考えてみるとそれだと荷物の量が適用されないようなので注意が必要です。
カンタス国内線から国際線へ、またはその逆に国際線から国内線に24時間以内に乗り換えられる場合(トランスファー)、どちらのフライトにも国際線のお預け手荷物許容量が適用されます。
危ない。うっかり中継地点で観光でもしようかと思ってしまった。
さらに気になるのは同じ日だけど予定を変更して後からチケットを購入する場合はどうでしょうか。
国際線と国内線航空券を別々に購入され て、乗り継ぎされる便が同日*の場合には、国際線のお預け手荷物許容量が両方の便に適用されます。手荷物お預け入れの際には、国際線、国内線、両方の便の 航空券をご提示ください。例外が適用される場合もございます。
となっております。
同日であれば大丈夫そうですね。
ただ同じカンタス航空である必要があると思われます。
散々カンタス航空を例に調べてみましたが他の航空会社はどうなのでしょうか。
参考までに海外出張へよく行く人が言うには乗り継ぎの場合、より大きい重量の預け入れ荷物が適用されるそうです。
基本ルールとして、同じ航空会社を利用して乗り継ぎをする場合はより大きい量の荷物が適用されます。
違う航空会社を使用する場合はその航空会社のルールにのっとるようです。
またLCC航空などはオプションで預け入れる荷物の重量を買うことになると思います。
よくよく考えてみれば、いままで何度か乗り継ぎをしたのに荷物の重さなんて気にもしてませんでした。
なぜか今回疑問に思ったかといえばオーストラリアは乗り継ぐ際に税関があって荷物チェックを受けると聞いたからでした。
結局荷物検査もされなかったんですけどね。
ランダムに検査される人が決まるらしいです。セーフ。