日記

ANZからお金を日本の銀行へ送金してみた

オーストラリアにワーキングホリデーでいた時になにかと便利かと思いANZバンク(オーストラリアアンドニュージーランド銀行)の口座を開設しました。

しかし予定外に日本に帰ることになりオーストラリアもホリデーでANZが休みだったりで、ANZの口座を解約してくることができませんでした。

口座はオンライン上では解約することができないようで、問い合わせても電話するか店舗の方までお越しくださいと言われるだけでした。

となると国際電話しか手がないわけなので、英語しか通じないのだろかという不安が大きいですが、ひとまず手続きがはやく終わるようにお金を日本に送金しておこうと思いました。
英語が流暢な方は電話するのが早いと思います。
(ANZは日本にもありますが、解約手続きなどはしていないそうです、残念)

ANZへ送金の仕方をメールで問い合わせた所、オンラインでのやり方も教えてくれたので、それをもとに書いていきたいと思います。

インターネットバンキングへログイン

anz HP


まず、ANZのインターネットバンキングへログインします。
参考URL : ANZインターネットバンキングサイト

上限の金額を設定する

少額であれば問題無いのですが、高額の場合は送金できる金額の上限を上げます。
1.’Profile’ を選択します。

2.’Manage payees’の下の’Change my Pay Anyone Limit’ を選択します。
3.上限を変更します
自分の残高に合わせて限度額を変更しましょう。

送金する

上限の変更が終わったらさっそくもらったメールの送金手順にそって試みます。

1. Payments を選択します。

2. “International Services”を選択しその中の ” Transfer funds overseas” を選びます。

ANZ HP

3. お金を送金する口座を選択します。

4. 受取人を選択します。(登録済みの場合は検索し、新規の場合はNew payeeを選択します。)
New Payeeを選んだ場合Add International Payeeの画面で受け取り側の口座を記入していきます。
ちなみに結構なスピードでやらないと、ログアウトしてしまいます。

Add International Payeeでの用語が初めての海外送金で分からなかったので簡単に調べてみました。

①Destination country
目的地の国なので、送り先の国を入れます。日本の場合はJapanですね。

②SWIFT/BICコード
SWIFTコードは初めて聞いたので調べてみました。
金融機関を特定するためのコードのようです。下記リンク先のwikipediaやお持ちの口座の銀行先に問い合わせてみてください。BIC(Bank Identifier Code)コードもSwiftを言い換えた意味のようです。
参考サイト:日本の金融機関のSWIFTコード一覧 Wikipedia

うまく正しいSWIFTコードを入力すると銀行名が表示されます。

③Account number/IBAN
IBANってなんだと思い調べてみてもいまいち何を入力したらいいのかわからなかったので?マークをクリックしてみました。
すると、use 10 digitとなっておりその内訳は3桁の支店番号(3 digit branch)+7桁の口座番号(7 digit A/C no)とありました。
(A/Cで銀行預金口座を意味するようです)

④Account name
ここまできたら終わったも同然口座の名前をローマ字で記入するだけです。

その下のチェックボックスはこの内容を保存するか否かです。
度々振り込む予定がある方はチェックしておきましょう。
またなにかあってまた打つのもめんどうなのでチェックしておくのが良さそうです。

また右側のimportant informationには、
「もし予期せず全く関係ない受取人のもとへお金振り込まれても知らないからね」的なことが書いてあるようにおもいますが自分でチェックをできる限りしたらcontinueで送金作業を進めます。

5. 送る通貨を選び金額を打ち込みます
日本円で受け取る場合はTransfer currencyはJapanese Yenを選択します。次のドルか円はいくら送るかです。
私は口座を解約する予定なので、ドルを全額打ち込みます。
円でいくら欲しい等あれば円を選択し、金額をいれてください。
金額をいれるとすぐに自動計算され入金される金額が出てきます。
Transfer feeで18ドルかかるので、その分引いてまた金額をうちなおしました。

すっきり全額送れるのはいいですね。

6. 利用規約にチェックを入れます

7. 関連する情報を記入します

Your details(あなた)とRecipient details(受取人)が私は同じなのでまず両方の住所を入れます。
参考サイト:英語圏での住所・電話番号の書き方 | Stuglish

CountryにはJapan、Purpose of transfer(送金の目的)はsustenance(一通り見てみて、生計を意味するsustenanceにしました)で確認画面(Review Details)へ進みます。

8. 確認画面で問題がなければ”confirm” で受付されます。
が、その前にいくつか以前登録したであろう質問が出てきたのでそれに答えていきます。
Where are you from?などの質問です。あとは当時の自分がなんと打ったのか思い出して入力するのみです。
それも終わるとTransfer lodgedと番号が出てくるのでそれを念のために控えて終了です。

その後

ネットでみる限り数日は送金にかかると書かれていたので、3日間ほど確認していなかったのですが、ANZにログインするとメールが届いていました。

その内容は”キャンセルされました”
しかも1週間くらいならあなたの円を保管してあげるけれど、もし期限以内に連絡がなかったら、このお金をドルに戻しますよ、といった内容が。
またドルに戻されてしまうとまたしても円とドルに交換する手数料が発生するので○○ドル損しますよともかかれておりました。なかなかの金額に泣きそうです。
なんとかギリギリ気づいてよかったです。
メールをみると受付した次の日にきていたので、うまくいけば受付した次の日には送金されるようです。1日たっても送金の確認ができなければANZのインタネットバンクを確認したほうがいいです

さて、私は何が問題だったのか、内容を読んでみると、日本側の銀行が受付をしてくれないようでした。
日本の銀行なら話は早いと電話して聞いてみると、弊社では外国からの入金はできないとのこと。
すぐ確認できるように新しめのオンラインバンクを選んだのが失敗だったようです。
メールの手順のしたがって大きい銀行に変更する手続きをしました。
すると次の日には入金が確認できました!!
思っている以上にANZは仕事が早かったです。
変更手数料とか取られるのかとおもいましたがかかりませんでした。(ANZ側からは)
※受け取り側の銀行の手数料はかかりました(MUFGで4000円とられてます。噂だと新生銀行が安く済むらしいです。)