こんにちはKAOです。マカオに行った際に聖ポール天主堂跡(Ruins of St. Paul’s)へ行ってきました。
マカオで一番いきたい観光地は聖ポール天主堂跡というくらい有名な場所なのではないでしょうか。(またの名をサン・パウロ天主堂跡といいます。)
ざっくりなぜ跡なのか説明すると1637年に作られたけれど、1835年の3回目の火事で焼け崩れて南側の石造りのファサードだけが残っているからです。けれど400年くらいたった今でもファサードを見る事ができるのです。そして世界遺産の一部でもあるのです。
さてそんな聖ポール天主堂跡へ向かうマカオでの道中、鎌倉の小町通りのごとくお土産屋さんがびっしりある通りをお菓子の試食など楽しみながら足を運んでいきます。
道でも試食を配っていて人気なものには人が群がっていました。 どれも珍しくて美味しいものが多くて他にもマカオで食べたいものがあったのでほどほどにしましたが、終盤には小腹が満たされていました。
食べ物に夢中になりすぎていて気づいた頃にはどーんとお目当ての聖ポール天主堂跡が見えていました。写真で見ていた建物が自分の目の前にあって興奮しました。
現地は観光客でだいぶ賑わっていました。記念写真を撮る方が多く、私も負けずに写真撮影をしました。
せっかくなので近くで見たいということで階段を上る事にしました。
遠くから見てるとたいした事無いように思えたのに上ってみると階段がしんどい。66段くらいあるそうです。体感はもっとあったかと思いました。
階段を避けて坂道を進む事もできますがどちらもしんどいに違いありません。苦労の末頂上の広場に到着。
眺めはあまり期待してはいけないですね(笑)。奇麗とまではいきませんが頂上からほんの少しだけマカオの景色が楽しめました。
お目当てのファサードですが、近くで見ると大きさがわかりますね。
どこかにザビエルの彫刻もいるらしいです。
いろいろ知らなかったですが背面からファサードの上段まで登ることもできるようです。
でもやっぱり面白いのは反対側。
ファサードをくぐるとすぐに裏面に回ることができました。思わず「薄っ!!」と声を出してしまいました。
装飾も壁だったからか地味ですし、よくここだけ残ったなと個人的にはかなり興味をそそられました。
そして意外と広いスペースのイエズス会記念広場なるものがあり、焼け落ちていなければさぞ立派な教会だったのではと想像をかき立てられます。
奥には天主堂を創設し維持したイエズス会士の地下納骨堂というのがあります。せっかくだし、無料だしで見てみる事にしました。
そんなに広くもなく、さくさくっと見れて記念撮影できそうな場所もあったりでなかなか楽しめました。
そして聖ポール天主堂跡のすぐ近くにも世界遺産のナーチャ廟と旧城壁があるのでそちらも合わせてみておきました。
こちらは1888年頃に作られたようです。小さめなお寺がかわいらしいです。
ナーチャとは暴れん坊の男の子で西遊記などの文学作品に登場しているらしいです。「保民是賴」とでかく書かれていますがお寺を守る人を意味するとかしないとか。予備知識もなく見に来たので、注意してみませんでしたが、孫悟空の置物が飾られているらしいです。ちゃんと見ておけば良かった。
マカオに来たら一度は行きたいと思っていた場所だったので来る事ができて満足な聖ポール天主堂跡地でした。
☆聖ポール天主堂跡
営業時間:9:00-18:00(天主堂芸術博物館、地下納骨堂)
休業日:なし
☆ナーチャ廟
参観時間:8:00~17:00
休業日:なし
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