ウォール・ストリート駅から歩いてワールド・トレードセンター跡地(グラウンド・ゼロ)へ行ってきました。
道中は工事中の壁などに「9.11 Memorial」の張り紙などがあってそれをたどって行きました。
向かっている途中にテンハウス(Engine 10 ladder 10)という、当時ニューヨーク消防局(NYFD)の分署だった場所がありました。テロの際、懸命に消防活動を行ったようです。その際に命を落とされた方のための銅版レリーフがテンハウスの壁にありました。
レリーフには当時の消防活動の様子が描かれていました。
また英語でこう記されていました。
「MAY WE NEVER FORGET」(決して忘れません。)
※実際はもう少し長い文章でしたけど割愛しています。
一所懸命消火活動されていた方がいたんですよね。
消火活動中にビルが倒壊してしまい343人の方が命を落としたそうです。
現地では泣いているかたがいらして、まだまだ当時の傷跡がのこっっているんだなと思いました。
テンハウスをあとにして9.11メモリアル(9.11 memorial)へ向かいます。
9.11メモリアルという施設は2011年にできており、当時の写真や資料を無料で見ることができます。私が行ったときは結構な人が並んでおり残念ながら入るのはあきらめました。サイトを見てみると予約してからいくのが良いようです。
参考サイト:9.11メモリアル HP
観光客というよりアメリカ人の方が関心が強いためか、多くの並んでいる人がアメリカ人だった気がします。
9.11のお土産というのも変ですが、9.11 メモリアルプレビューサイト(memorial preview site)というグッズショップのような場所にいきました。
ショップ内を見ていると9.11の際に亡くなられた方の遺品が展示されていたり、瓦礫が置かれていたりと当時の悲惨さが伝わってきます。
他には資料などや写真集なんかが売られていました。テロにあう前のポストカードを見ていると悲しい気持ちになってきます。
そこから歩いてワールド・トレードセンター跡地、グラウンド・ゼロへ向かいました。私が行った際は跡地は工事中でした。
普通の工事現場と変わりなく時間の経過を感じました。
また2013年12月にはメモリアルパークがほとんど完成したようです。One World Trade Center(1WTC)も2014年には完成予定のようです。
当時はあまり実感がなかったのですが、実際に来てみるといろいろ考えてしまいますね。
観光とはまた違った感じかもしれませんが行ってよかったです。また改めて足を運んでみたいです。
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