スペイン

Renfeチケットのオンライン予約/購入方法

スペイン国鉄であるAVE-Renfeは自分でネットから予約してチケットを購入する方が断然お得だと思います。

Renfe train 内観

現地で購入するよりも予約の方が安いですし、窓口で購入するよりも言葉で困ることも少なくて済むと思います。
予約はだいたい60日前(もっと前も可能そう)から前日までのものが対象です(当日もできるかも)。早割みたいなものを利用すると安いので出発が近い場合はオンライン予約をしてもあまり安くならないかもしれません。またRenfeサイトはよくサーバーがダウンして予約できなかったりします。早めに確認しておくと安心です。

Renfeは日本で発行されたクレジットカードは受け付けていないらしく私のマスターカードでは決済できませんでした。しかし友人のvisaカードでは購入することができました(日本で発行)。認証サービスをしていると決済ができるようです。
参考サイト:visa認証参考
今のところ、PayPalでの決済が確実のようです。

また多少の語学力が必要になってきます。この記事は参考程度にあくまで個人の責任で購入を行ってください。面倒だなと感じた場合や出発間近のかたはツアーも検討されてみると良いと思います。

参考サイト:スペインのツアーを探す | Veltra icon

renfe予約方法の前にこの記事ではユーザー登録をした場合の予約方法を簡単に紹介しています。ユーザー登録がまだの方は念のためユーザー登録をオススメしています。

renfe

いろいろ書きましたがさっそく予約方法について書いていきたいと思います。

例えばスペインのバルセロナからマドリッドに行く場合の予約方法

若干仕様が変わったようなので追記2016/12/13

①まずRenfeのサイトにアクセス

下記のRenfeのサイトへアクセスします。
参考サイトRenfeホームページ

renfe_book_2

ホームページの左側にある画面より購入します。(上記URLのHPは英語版で表示しています)

②目的地の記入

From(Departure)にBarcelona-Sants(駅)を記入します。
To(Destination)にMadrid-Puerta De Atocha(駅)を選びます
(Madrid-Puerta De Atochaはプラド美術館に近いです。)
Departureは出発地、Destinationは行き先の意味です。

行きやすい駅があれば合わせて変更してください。

③日時の記入

次に日にちと時間を決めます。

renfe_date_new

片道の場合はDepartureだけ日付をいれます。往復チケットを購入する場合はReturnにも帰りの日時を記入します。

またTIMESで時間帯も選ぶ必要があるのでMorning(朝) / Midday(日中) / Nights(夜間)の中から選択しましょう。

※以前は直接時間帯を入力していました。

④人数をいれてbuy(購入)をクリック


Adultsは大人、Children 4-13は4歳から13歳までの子供、Children <4は4歳未満のお子さんです。

その他の項目ですが+Renfe Joven (青少年カード),Tarjeta Dorada(ゴールドカード)は特にチェックする必要はありません。

またPETS, ATENDO SERVICEが新たに追加されていますがその名の通りペットはいるのかアテンドサービスはいるのかと思われます。
※Promotional Codeは割引コードなのでお持ちであれば入れてみてください。

そしてBuyをクリックして次のページへ移動します。
※Buyをクリックしても料金などがでてこない画面の場合は、おそらくその路線がないため購入できないようです。

El tren consultado no se encuentra disponible para la venta en estos momentos, por favor inténtelo más adelante y disculpe las molestias. O bien no existe conexión directa

画像のようなメッセージが出る場合は路線を確認してみましょう。(画像はMadrid側の駅が間違っています。)

他にもサーバー側のエラーの可能性があります。しばらく待って再度試みてください。

ーーーここからは次ページへ行けた人は飛ばして⑤に進みください。ーーー
どうも最近Renfe側が日本からのアクセスを拒否しているような気がします。
(バグなのか日本からのアクセスを受け付けなくしたのかなんなのかはわかりませんが直してほしいものです。
情報ありましたら教えて頂けるととても嬉しいです。)

2017年2月18日追記
さて、いろいろありましてやはり一部アクセスがはじかれているようです。
コメントを頂きました、ともこさんのおかげで解決策がわかりました。
現地についてから購入をするというのも手ですが、それだと落ち着かないという方は、下記を試してみてください。

解決策(1):スマホで試みる。
私がアクセスできない時は家のネット回線を使っているときです。
スマホでアクセスしたら先へ進めました。
テザリングでアクセスできたとの情報もあったので試してみたところできました。
頂いた情報を参考にすると、ドコモ回線、ソフトバンク回線は問題ないです。
家などで購入しようとしている人はwi-fiを切って家の回線を使わないようにしてみてください。

解決策(2):ブラウザの拡張機能を利用してアクセスします。
パソコンじゃないとアクセスできないしスマホもできなかったという方はブラウザの拡張機能を使ってみましょう。
参考サイト:日本からのアクセス拒否サイトをアクセスする 簡単な方法
若干面倒ですね。日本から予約してはいけないということもないので、問題はないと思いますが。
防犯対策をRenfe側がとっているのでしょうか、謎です。

⑤電車とクラスを決める

次のページでは行き(Outward)と帰り(Return)の時間を選ぶことができます。
(スペイン語仕様になった場合はページ上のwelcomeを押すと英語に戻ります。)
※片道の場合はOutwardのみ

renfe_new_16_2

Departureが出発時刻、Arrivalが到着時刻、Durationが所要時間と詳細も書いてあるので予定に合わせて選んでください。

PriceFromの欄の金額部分クリックすると、選択されます。往復の時間の選択またはユーザー情報入力画面に進みます。
※ログインしていない方はページの右上あたりからRenfeログインをすませます。のちのち住所などの記入がなくなります。

オプション(Options)部分のプラスをクリックするとオプションが表示されます。

renfe_16_3

記号や階級の詳細はサイトをご覧下さい。
参考サイト:Renfeチケットの種類のページ (英語)

とりあえず責任は持てませんが私なりに説明致します。
難しそうなところからいきます。

Class

・Turista
Turistaは観光客の意味なのですがエコノミークラスっぽいです。
・Turista Plus
エコノミーより少し上ということなのでビジネスクラスのようなものでしょうか。
なんか座席がTuristaより良いみたいです。
・Preferente
一番良いのでファーストクラスのようなものでしょうか。

Fare

・4M(Mesa)

renfe_new_16_4

Mesaはスペイン語でテーブルの意味でテーブル席のことです。
※テーブルがないこともあるとか。
テーブルの4人席を全て購入します。上記の画面の場合€241.60かかるということです。
選択すると自動的に1人あたりの金額が表示されます。
4席分まとめてしか購入できないのですが、3人の場合など割るとそんなに他と金額が変わらなかったりするので3人以上の方にオススメの席です。
時間などの変更は現地でできたので空きがあればできると思います。キャンセル料は50%のようです。
どうしてもMesaがいい等ありましたら左側のFILTERの下段にあるTableにチェックを入れると見つけやすいです。

・P(Promotion)
こちらは70%と高い割引率の代わりに席の選択や、チケットの変更キャンセルが行えません。

・P+(Promotion+)
こちらはPより割引率が少し低い65%で、チケットの変更に20%の支払い、キャンセルの場合は30%のキャンセル料がかかります。

・Ida y Vuelta
これは往復割引かと思います。
説明してるページがみあたらなかったのですがカーソルを合わせると出てくる文字によると変更は無料、キャンセルは40%のようです。
※行きも帰りも同じFAREにしなければ適応されないかもしれません。そしてそこまで安くならないですw

・F(Flexible)
キャンセル料は5%、チケットの変更は無料です。

説明は以上になります。

Optionを開いた場合、選んでからNextを押して次のページへ進みます。

⑥PASSENGER INFORMATION

次のページではPASSENGER INFORMATION(乗客情報)を入力します。

renfe_new_16_5

ユーザー登録をした方はログインをすませておくと入力済みなので下に進みます。
SPECIAL OPTIONS…は正直よくわかりません。

⑦SPECIFIC SEAT

座席の希望を入力します。
・Automatically assigned (自動割当)
・Seating preferences (多分座席を指定する)
・Window (窓側)
・Aisle (通路側)
※Pのプランの人は座席選べないので押しても選べないはず自動にしておけば無難です。
もしここでSeat error 1 = Error (-PTA1)などのエラーメッセージが出た場合、前の画面を戻ってマークの組み合わせに間違いが無いか確認してみてください。
例えば往復で購入しようとしている場合、矢印マーク(行き)と別の記号(帰り)の組み合わはエラーになります。

⑧SELECT PAYMENT METHOD(支払い方法)

カードかポイントかPayPalでの支払いを選べます。ポイントはユーザー登録してると貯まるようです。
PayPalはお持ちの方は試みてください。(カードで決済ができない場合いいかもしれません)

renfe_new_card

カード等の記入が済んだら右下にあるNextを押してカード支払いが問題なければ購入できます。
すみません、この先のことは私が買ったときと仕様が変わっており確認できないので後日、自分が購入する際に追記しようと思います。なので流れにそってすすめてください。
ちなみにに以前は無事購入できたらチケットページができます。表示されるPDF画面を保存しておきましょう。そのページを印刷して持っていけばOKです。メールでも届きます。
バーコードを読むので念のため高精細モードなどで印刷しておくと良いです。

もしいろいろなカードをためしたがエラーで買えなかった場合はweb予約では打つ手なしです。ツアーを検討してみてもいいかもしれません。

参考サイト:スペインのツアーを探す | Veltra icon

⑨最後に

この記事を参考にどなたかが楽しい旅行をしてくれたら幸いです。

ちなみにスペインへ行かれるみなさま、現地では道などを英語できくと、ここはスペインなんだからスペイン語でしゃべれと怒ってしまう方がいます。そんな時のためにも一冊はスペイン語の本を持っていくことをおすすめします。

またバルセロナサンツ駅やマドリードのアトーチャ駅についての記事も書いておりますので、興味がありましたら、読んで頂ければと思います。

参考記事:かっこいいバルセロナ・サンツ駅へ in スペイン

参考記事:アトーチャ駅に行って来た! in マドリード(Madrid-Puerta De Atocha)

またRenfeを利用してトレドにも遊びにいってきました。Renfeを利用していろいろなところに遊びにいってみてはいかがでしょうか。