ベルギーで大都市間を移動する時に使ったベルギー国鉄(SNCB/NMBS)でのチケット購入方法について書いていきます。
ベルギー国鉄について
ベルギー国鉄はフランス語でSNCB(Société Nationale des Chemins de fer Belges)、オランダ語でNMBS(Nationale Maatschappij der Belgische Spoorwegen)と呼ばれています。
路線図を見てみると、ベルギー内ならどこへでも行けそうなほどです。
大きなところで見てみるとアントワープ(Antwerpen-Centraal 駅)、ブリュッセル(Brussels Central 駅)、ブルージュ(Brugge駅)、ゲント(GENT-SINT-PIETERS)などがあります。
以下サイトから路線図の詳細PDFダウンロードできます。
参考:https://www.belgiantrain.be/en/ : 路線図
例えばブリュッセルからブルージュまで大人片道14.30ユーロで1時間で移動できます。(1ユーロ127円で往復4000円弱)
ベルギー国鉄のチケット(切符)の買い方
券売機、駅の窓口、オンライン予約の方法をまとめます。
券売機
駅構内にある券売機で購入する方法です。
券売機はこんな感じ
現地公用語以外にも券売機は英語にも対応しており、簡単に購入できる印象です。はじめにいろいろオプションがありますが、通常のチケット購入の場合Standard ticketかGo PassまたはYouth(25歳以下)など当てはまるものを選択します。値段がわりと変わるので若い方は間違えないようお気をつけください。
次の画面はあらかじめ現在の駅がDeparture sttion(出発の駅)に設定されています。またArrival Station(到着駅)も主要な都市は候補として出てきているので検索せずにすみます。
Travel typeでSingle(片道)、Return(往復)か選べます。往復割引は特になかったので、帰りの分を先に買うかはどちらでもよさそうです。
Dateで出発日、デフォルトでは当日の日付が入っています。
Travel Classでクラスの選択、安いSecond classしか買ったことがないです。
Nr of travellersでは人数分の数字を打ちます。
購入はクレジットカードのみでした。現金の使える券売機を駅の窓口近くで見たような気がしますが、一般的にはクレジットカードの券売機が主なので現金で購入したい場合は窓口へ行った方がいいと思います。
家族割引みたなチケットもありますが、オンライン予約の方がわかりやすいと思います。
駅の窓口
いついっても窓口は10分以上待つくらいの列ができていました(ゲント駅窓口)。利用したい場合は時間に余裕をもって行かれることをお勧めします。
窓口の体験談(国外に出る場合はアプリがおすすめ)
ゲントからフランスのリール駅に行くまでのチケットが買いたかったので並んでみました。(国をまたぐと券売機ではチケットを購入できませんでした。)
並ぶ前にお兄さんに並ぶ目的のようなことを聞かれて、混んでいたので券売機で本当に買えないのかと確認されました。買えるなら券売機がいいんだけどとお兄さんと一緒にやってみましたが無理でした。その間数人に先を越されてしまって少し後悔。
運が悪かったのか、窓口はトラブっていて20分以上待つことになり並んでいる間に乗りたかった電車の出発時刻が迫っていました。券売機での購入できると思っていたため時間に余裕を持ってきていなかったのは失敗でした。
やっと自分の番になった時にチケットを購入しようとしたところ、国外のチケットを売る担当者がいないからちょっと待っててと言われてしまいました。そんなこともあるのかと思いつつも担当者は来ず電車は出発してしまい、次の電車まで待つのも面倒だったので、結局チケット購入をあきらめました。
以上のことから個人的に窓口は時間に余裕がある、国内のチケットを現金で買いたい、または空いている時以外はあまりお勧めしません。
オンライン予約(アプリ)
駅の窓口で、ゲントからフランスのリール駅までのチケット購入に失敗してしまい、帰宅後しぶしぶオンライン予約を使ってみることにしました。パソコンからも予約可能ですが、チケットの管理が楽かなと思い私はアプリをダウンロードして予約しました。
参考:https://www.belgiantrain.be/en/:アプリ(ページの下の方にリンクがあります。チケット予約もこちらのサイトから行えます)
窓口でチケットを購入できなかったこともあり、もしかしたらできないのかなと思いきやあっさり予約できました。予約方法は券売機とほぼ同様です。
個人的には券売機よりむしろわかりやすかったです。
また予約時にISSUESが画面に出てくる場合は問題ないか適宜確認してください。ちなみに私がみかけたのはDuring School Holidays most P trains does not runでした。PはPeakのPだったので、混雑時のみ走っている電車が走っていないというアラートでした。
またコロナ下ではそれに伴いマスクの着用の義務付けなどISSUESで出てくるのでご確認ください。
乗車したら
乗車したら、どこかのタイミングでチケットを駅員さんが見にくるので見せるだけです。念のため常にパスポートは持ち歩いていましたが、一度も見せることはなかったです。
オンライン予約時はスマホのMy Tickets画面から見せて問題なく乗車できました。