オーストラリアのシドニーに訪れた際にシドニー セントラル YHA (Sydney Central YHA)というホステルいわゆるバッパー(バックパッカーズホテル)に泊まりました。
バッパーの魅力は宿泊費の安さと旅仲間と出会えるところでしょうか。安い代わりに部屋やお風呂トイレが共有です。
私は人見知り気質なのですが、バッパーの値段の安さと一度は試してみたかったのでチャレンジしてみました。
YHAについて
YHAはオーストラリアではわりと各所にあるバッパーです。
オーストラリアを周遊したりしてYHAを多く利用するようであれば15ドルでYHAの会員(Membership)になると宿泊費が10%オフになります。現地のYHAの受付で申し込むことも可能なようです。
またホームページからも申し込み可能です。また日本含むアジアにもYHAはあり、値引きを受けられるのだとか。
詳細はYHAのサイトよりご確認ください。
また私がYHAに行った時は受付に「5日以上宿泊であれば割引」と書かれており、当日割引みたいなのが存在していました。(私はあらかじめ別のサイトからYHAの宿泊を予約していたので残念ながら5日以上滞在しましたが適用されませんでした。)
シドニー セントラル YHA (Sydney Central YHA)について
シドニーの旅の出入り口と言えるセントラルステーション駅から徒歩5分ほどにある好立地のバッパーです。
空港からYHA(セントラルステーション駅)までは別の記事で詳しく書いているので参考にしていただければと思います。
駐車場
駐車場もあり利用料は25ドルです。
チェックイン
チェックインはPM1時-PM10時まで可能です。
コインロッカー
朝早くついてしまってもコインロッカーがあるのでそこで預けることも可能です。ただスーツケースが入るサイズだと6ドル(4時間)と高かったです。
またコインロッカーがあるところまで数段の階段があるのもなかなかきつかったです。
近くにカフェや飲食店も多いので、チェックインまで時間を潰すのもよしですね。
部屋のタイプについて
部屋は最安で男女共用ドミトリー(8人)部屋をシェアでAUD37ドルからあります(3000円くらい)。男性専用/女性専用で38.5ドルからとなっていました。
繁忙期やイベントと重なると料金が上がったり、部屋が空いていなかったりします。
バッパーといえど個室もあったりします。
お風呂共有で117ドル(2人部屋)から、お風呂もプライベートで150ドル(2人部屋)からあるので友達と一緒であれば検討するのもいいかと思います。
その他、細かく部屋の種類についてご確認される場合はホームページよりご確認ください。
※大人1人に設定すると共同ドミトリーがでてきます。
シドニー セントラル YHAに泊まった感想
シドニー セントラル YHAには部屋を探している間泊まりました。
4人部屋の男女共用ドミトリーに宿泊
女性専用が良かったのですが空いていなかったので4人部屋の男女共用ドミトリーに泊まりました。受付でシーツをもらい部屋へ。
エレベーターがあったので受付からはスーツケースを運びやすかったです。
空いているベッドに自分でシーツをかけて自分のスペースを確保します。
棚がありそこにスーツケースを入れられましたが鍵は自分で南京錠を用意してかけるタイプでした。南京錠を持っていなかったので貴重品は肌身離さず持ち歩くことになりました。
日中も寝ている人がいるため基本カーテンを開けることはなかったです。
部屋には長期滞在中の男性が2人いて、その人たちの荷物が部屋にはたくさんありました。机などもありましたが占領されていて使えなさそうでした。
同室の人たちが男性ということもあり、スーツケースは彼らがいない隙を見て開けたりしてました。あらかじめお風呂道具などを取り出しやすい位置にしておいて正解でした。
ベランダがついており、洗濯物を干すことができます。男性陣は洗濯物をそこで干していました。
電源タップ(オーストラリアはOタイプ)も共有なのですが、先人が占領していたのでどれなら使っていいか聞いて確保しました。
共有スペース
お風呂とトイレは各階にありフロア全体で共有して使っていました。
思っていたよりは綺麗だし、シャワーエリアも服を脱ぐエリアがちゃんとあって服が濡れずに済んで良かったです。
お風呂とトイレエリアには手を乾かす用なのか、髪を乾かすようなのか、両用なのかはわかりませんが、送風機がありそれで髪を乾かしている人がいました。
私も見よう見まねで髪を乾かしてみましたが難しかったです。
キッチンエリアには冷蔵庫があったり、コンロもあったりで朝は賑わっていました。
Wi-Fiエリアがあったり、各曜日でイベントがあったり共有スペースは賑わっていました。
屋上からの景色がいいらしいと聞いたので行こうとしましたが、どこから屋上に出るのかわからなくて断念しました(笑)。
相部屋ならではの話
同室の部屋の長期滞在中の男性達(旅人のイギリス人と家出中のオーストラリア人)は優しかったのですが、少し問題もありました。
夜の騒音
オーストラリア人は夜な夜なパーティに行くようで夜中にハイテンションで部屋を出入りしたりしました。
扉の前まで友達を連れてきておりそこで大声で話だしたり。
寝てたら起きるレベルで、もう一人の男性もこれが嫌だから出て行こうか考えていると悩んでいました。
顔見知りの出入り
またイギリス人男性も清掃のバイトをしている女の子がいたのですが、その子とつきあっているのか友達なのかはわかりませんが、その女の子が部屋に出入りしており落ち着きませんでした。
盗難や夜のいちゃつきも
ルームメイトにバッパーの何が大変か聞いてみたところ、夜中に泊まって朝早く出て行く人がまれに何か盗んだりするので、そこは気をつけた方がいいよとのことでした。
私が泊まっている間も何人か素泊まりの人がいました。
確かに暗いうちにきて朝にはいなくなっていて何も盗まれてはいないのですが、顔もみていないので怖くもあり不思議な経験でした。
他にもパリピみたいな人だと異性を連れ込んで。。ということもあったりなかったり。
4人部屋でしたがまったく知らない人の出入りが少ない分、まだ快適に過ごせたのかもしれません。
良いことも
とはいえその人たちはずっと同じ部屋だったので、そこまで気にならなかったです。
アイスをくれたりチェックアウトのあとに(コインロッカーが高いので)スーツケースを部屋に置いておいていいよと言ってくれたり、旅の話や身の上話を聞いたりと楽しいことも多かったです。
おわり
知らない人と泊まるのはそこそこストレスですが、思っていたより辛くなかったです。
異国の人と旅行中に話す機会もないので、バッパーならではの経験ができて満足でした。