こんにちはKAOです。
アメリカのフィラデルフィアにあるイースタン州立刑務所(Eastern State Penitentiary | または東州立刑務所)へ行ってきました!
今回は久しぶりに真っ当な観光地ネタです。
イースタン州立刑務所について
フィラデルフィアにある刑務所です。1829年から1971年まで運営されていました。かつては世界で一番有名な刑務所で当時としては斬新な個室の房を採用したりしています。今はアメリカ合衆国国定歴史建造物にもなっている観光スポットです。
場所と行き方
住所:2027 Fairmount Ave, Philadelphia, PA 19130 アメリカ合衆国
フィラデルフィアのターミナルである30th street stationからバス(49,7,33番など/2.5ドル)で15分-20分または徒歩30分でつくことができます。
暑い日だったのでバス停からエントランスまで刑務所の壁に沿って歩くだけでも遠く感じました。
案内版も出ているので迷わずたどり着けると思います。
営業時間
営業時間:10:00 – 17:00
定休日はほぼなし。
料金
窓口だと大人16ドル、学生・7-12歳で12ドルです。
オンライン予約すると2ドル安く購入できます。(大人14ドル)
ホームページ
Eastern State Penitentiary | top
チケット予約もこちらから行えます。
今更ながらプリズンブレイクを見ており、イースタン州立刑務所は刑務所らしい刑務所だったなと思いだしています。
現地で | イースタン州立刑務所での感想
現地についたらカバンは預けるように促されました。
フィラデルフィアでは宿泊しない予定だったので、荷物のつまった大きめのバックパックを背負っていたから促されたのかもしれません。その時は荷物の重みから解放されて最高でした。
カバンは牢屋らしい厳重な扉の向こうへ連れて行かれました。
さっそく窓口でチケットを購入します。英語のツアーガイドをもらい探索開始です。
最初は独房を見て感動するのですが、ここは刑務所、どこもかしこも独房です。
当時を再現している部屋もありましたがそれ以外はどこぼボロボロでベッドがあるだけの部屋も多かったです(撤去されただけかもしれませんが)。部屋によってはトイレと洗面台もついていました。
独房の中に展示があったりして中にも入れるのですが、個人的には以外と広いなという感想です。
他にもシャワールームや理髪所なんかもみれました。
8方向に独房やらに続く道があり、何も考えずに歩いていると迷子になりそうになります。
庭にも出られたりするのでますます迷子です。
爽やかな芝生をみてると、刑務所の中だとは思えないです。暑すぎて外の探索はそこそこに。
興味がそそられるたのはやっぱり囚人たちの悪知恵。
本の中にラジオを隠していたんだとか。正確にはイースタン州立刑務所ではラジオを聞くことは可能だったようですがチャンネルが制限されていたようでそれを解除?する装置のようです。
1度穴を掘って脱獄しようとした人もいたらしいです。
一番ゾッとしたのはDeath row(死刑囚監房)です。割と快適なのではと思っても刑務所は刑務所ですね。実行はされなかったようですが、なんか一番怖い雰囲気でした。
展示イベントもやっており、独房を使ってのアートが展開されていました。
通常展示では犯罪率の上昇具合のグラフや当時の写真なんかも飾られていました。
忘れちゃいけないアメリカを代表するギャングのアル・カポネも収容されていたことでも有名なイースタン州立刑務所。
アル・カポネが使っていた監獄とは思えない部屋は他と違いすぎてて驚きました。買収ってすごい。
アル・カポネといえばルパンで出てくるギャングの名前だと思っていて、まさか実在していたとはここに来るまで知りもしませんでした。
他にもイースタン州立刑務所にはアメリカの有名な銀行強盗ウィリー・サットンも収容されていたそうです。
最後にお土産ショップを見て探索を終了しました。
アル・カポネのコップとかイースタン州立刑務所オリジナルグッズもあったりして見るだけでも楽しめました。
夜は雰囲気あるライトアップがされているようなので、時間のある方は日が沈んでからも足を運んでみても楽しいかもしれません。
一応ホラースポットでもあるようなあので。
日中はまったく心霊的な怖さは感じませんでした。霊感ないですが。
せっかくアル・カポネが実在の人物だと知れたのでいつかアルカトラズ島にも行ってみたいです。
余談ですが海外ドラマのプリズンブレイクはシカゴから車で1時間ほどのにある旧ジョリエット刑務所 (Old Joliet Prison) で撮影されたようで2018年の8月から見学ツアーが再開したとかでそちらも合わせて行ってみたい。
刑務所巡りも少し怖くて魅力的ですね。