アメリカ

Mega Busの予約と乗った感想 in アメリカ

MegaBus

こんにちは、Kaoです。

アメリカのニューヨークを訪れた際に、時間に余裕があったので他の都市にも行きたいなと思い移動手段を模索したところ安く済むMegaBus(メガバス)を利用しました。その時の経験を元に、MegaBusに乗った感想を書いていきたいと思います。
ちなみにニューヨーク、ワシントンD.C.、ボストン、フィラデルフィア間を移動するのに利用しました。

MegaBusとは

Megabus

MegaBusは2003年にイギリスにできた会社です。端的に言えばMegaBusとは日本の夜行(高速)バスの会社です。
以前イギリスを旅行中に移動手段で検討したことがあったのでイギリスにしかないのかと思っていたのですが、今回アメリカを移動する際に調べたらでてきて驚きました。どうやら2006年にアメリカ、2009年にはカナダにも進出した成長中の会社のようです。
ということで個人的には以前から知っている会社だったので安心して利用できました。
ちなみにアメリカで長距離バスでの移動は嫌だなという場合、AMTRAK(電車)や飛行機、レンタカーを使って移動することも一般的かと思います。

料金

今回は合計4回、ニューヨーク → ボストン → フィラデルフィア → ワシントン → ニューヨークと利用しました。参考程度に私が利用したバスの料金内訳を下記にまとめます。

料金一覧

  • ニューヨーク(1:05 AM) → ボストン(5:55 AM) 11ドル(1ドルは座席予約代金)
  • ボストン(11:45 PM) → フィラデルフィア(6:45 AM) 29ドル
  • フィラデルフィア(4:20 PM) → ワシントン(8:05 PM) 23.99(1ドルは座席予約代金)
  • ワシントン(9:00 AM) → ニューヨーク(1:15 PM)

ホテル代を浮かすべく夜行バスを2回利用しています(笑)。
予約の日程をうっかり間違えてしまった場合でも手数料と差額を払えばバスの時間の変更が可能です。
(24時間以上前の変更の場合は3ドル、24時間未満6時間以上前の変更の場合5ドル、6時間未満3時間以上の場合7.5ドルの手数料がかかります。さらにオンライン手続き料で2.5ドル、電話の場合は7ドルかかります。)
駅のターミナルにMegaBusの窓口があったので現地購入も可能かと思います。

オンライン予約

私はオンライン予約を利用したのですが、設備(Facilities)代が3ドル、予約(Booking)代2.5ドル別途かかりました。
他のバス会社もルートによっては安くて検討したのですが、予約代金やら面倒だったのでまとめてMegabusにしました。

参考サイト : Megabus アメリカ版 ホームページ(英語)
参考サイト : Megabus ヨーロッパ ホームページ(英語)

私が料金を比較する時に見やすかったので使用したサイトも参考までに載せておきます。
参考サイト : 料金比較サイト Wanderu(英語)

座席指定

座席指定は1ドルの席がある時だけ試しに予約してみました。
座席指定してみた感想としては、しなくてもなんとかなるという印象です。(椅子に黄色い布がついていてそこに座席番号が書かれているのですが初めて乗った時に仕組みがわからず席を探すのに困惑しました。)
テーブルのあるボックス席があるのですが、予約画面ではそれがテーブルだとは気づかず進行方向と逆向きに座らなければならず辛かったです。またテーブル席は前の人の足があるので、通常の席より足が伸ばせず辛かったのであまりおすすめしません。もし座席指定するのであれば二階席の一番前がおすすめです。景色も良いですし少し荷物のおけそうな幅があって足を上に乗せたりしていて快適そうに見えました。バス乗り場で早めに待っていれば席は確保できるので、個人的にはもう座席指定しないつもりです。

バスの設備

私は8月末に利用したのですが、冷房が効き過ぎて寒かったです。ちなみにエンジンが止まるとエアコンも止まります。
またバスにはWi-Fiがついているのですが、二分の一の確率で使えました。速度は不満はなかったです。
座席には座席用のライト、電源タップ、USB(座席の間か天井)がありました。

荷物

Megabus luggage
Megabusサイトより

Megabusでは20KG以内の荷物と小さいカバンまでは無料で乗せることができます。
というよりそれ以上の荷物は規約的に乗せられないようです。
荷物は預けることが可能で、大きい荷物はバスのトランクルームに入れてもらえます。
私は大きめのバックパックでいったので、預けるほどでもないかなと思い荷物を預けなかったのですが、バスの中に荷物を置く場所が特になかったので席の足元におきました。

バス乗り場

Megabus bus stop

各場所でバス乗り場を探すのはなかなか大変でした。大体駅近のバスターミナル内にあるのですが、ニューヨークの場合は広すぎてどの番号のバス乗り場で待てばいいのか不安でした。ただその時間に来るバスがMegabusだけだったのか周りにいる人が「Megabusの乗り場知ってる?」と聞いてきて「私たちも探している」と話していると他の人もきて場所を教えてくれました。
バスの乗り場と降りる場所は同じことが多いので、降りる時に場所を覚えておけば次に乗る時に安心です。
一度だけSpecialと書かれたバスに乗った時に降りる場所と乗り場が別でした。
またフィラデルフィアのバスストップは駅からだいぶ歩いたとことにあるのではじめて行く場合は探すのは難易度が高いと思います。

その他Megabusの感想

Megabus seat

席は海外だから広いかなと思いきや狭かったです。 また2階席まであるバスだからなのか走行中は結構揺れました。私は車酔いするタイプなので移動中は睡眠に徹していましたが揺れで起きるほどでした。
バスは常に満席ぎみだったので友達と2人で座りたい、座席2つ使って寝たいとかあれば早めに座席確保するのが良いです。ただ2つ席を使えたらラッキーなほうです。時にアメリカは大きい体型の方が多いのでアジア人体型の隣の席は割と人気な気がします。
バスの中は基本的に静かでみんなおとなしくバスに乗ってた印象です。たまにイヤホンの音漏れで変なビートが聞こえることがある程度です。
長距離移動あるあるなのかもしれませんが眠れないとつらいです。暇つぶしグッズはあると寝られない時に便利です。フィラデルフィアへの移動中に暇すぎてニンテンドースイッチを持ってる人が他の座席の人と「俺も持ってる」とか言って仲良くなって二人でレースゲーム始めていてニンテンドースイッチがものすごく欲しくなりました(笑)。

バスの到着時刻は2分の1くらいの確率で遅れました。私は早朝につくことが多かったので特に困りませんでしたが、事前にお店など予約する場合は時間に注意が必要かと思います。遅れない場合は15分くらい早くついていました。
出発時刻が遅れる場合は出発の10分前くらいにメールが届きます。ワシントンでは現地の電車が工事で運休しており、迂回しなければならなくなりバスの出発時刻に間に合わないと思いチケットをとり直そうとしたところ、運良くバスも遅れるというメールが届きラッキーにもバスに乗れることがありました。アメリカのWi-Fiの入りやすさに助けられました。

夜行バスでは現地のパーキングに止まるので少し面白かったです。けれど夜間だからお店がマクドナルドかコンビニくらいしかあいていなかったです。

8時間くらいバスに乗っている時もあったのでなかなか体が辛かったですが安く移動できて満足です。
ヨーロッパの都市間の移動も安くできるようなのでこれからも利用することがありそうです。