ベルギーに来たのだからとビールの工場見学へ行ってきました。
ローマン醸造所とは
1545年から続くベルギーで有名な醸造所(ブリュワリー)Roman Belgian Beerです。約500年も続く伝統的なビールメーカーです。
ベルギー人に愛される理由
そしてこのローマンビールはベルギー人にとても愛されているのですが理由は古くから続いているという理由だけでなくベルギー人が作っているビールという点です。ベルギーなんだから当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、ドイツの方が経営しているベルギービールの会社も増えているのだとか。最近はチョコレートもベルギー人が経営していなかったりします。
そんななかローマンビールは伝統を重んじ創業者のJoos Romanさんから今までずっと家族経営なんだとか。ということでローマンビールは最古の家族経営ブリュワリーでもありベルギー人からもとても愛されているのです。
ローマン醸造所ツアー内容
ではさっそくツアー内容を書いていきます。
ボリュームがすごくなりそうなので、予約方法と行き方は別記事でまとめました。
ベルギーのゲントからバスで2時間となかなか遠いということだけお伝えしておきます。
週末はオランダ語のみのツアーとホームページには書かれていましたが、質問などは英語でも可能でした。
受付
着いたら、看板を頼りに進んでいきます。
予約した旨を伝えて、平日なら1人8ユーロ、週末なら10ユーロの参加費を支払います。高いと思うかもしれませんが、工場見学の後にはビールも飲めてお土産ももらえるので正直とてもお買い得です。
ツアー参加者は5組ほどの計10人くらいでした。
所要時間は2時間
ツアーは2時間でローマンビールの工場を巡ります。
ツアー開始
時間になるとローマンビールの歴史の動画が流れます。(動画には英語の字幕がついていました)
ツアーが始まる前にガイドさんが本当オランダ語で平気?と確認してくれて優しかったです。けれども週末に訪れたので大半の方がオランダ語話者だったのでツアーはオランダ語で進みました。英語でもどうせそこまでわからないのであまり気になりません(笑)。
さらっと見てきたものを紹介します。
序盤はビールの作り方を学びます。
言葉がわからなくてもホップや麦、水など実物を見せてくれるので、楽しめました。
続いて今は使ってないタンクたち。
雰囲気があってかっこいいですね。
そして今まさに発酵させてるタンク。
ビールの発酵しているにおいがしてきてビールが飲みたくなります。タンクの中も覗かせてくれて、ビールの発酵の様子を近くで見学できて満足です。
一番でかいタンクも見れて大きさに驚きました。
続いて瓶詰め樽詰め。
ビール瓶や樽は全てリサイクルしていてきちんと洗浄して使われているようです。ビール瓶はいくつか指定のサイズがあるんですね。言われてみればどこのビールも同じ形です
箱詰めされたビールの量は圧巻でした。
レモネードなどもあってビール意外にもいろいろ作っているようです。
嬉しかったのはビールに貼るラベルをもらえたことです。
なかなかビールのラベルをもらうことがないので嬉しかったです。紹介したのは一部ですが、ツアーは面白く時間はあっという間でした。
ビールのテイスティング
初めの部屋に戻り、いよいよテイスティングタイムです。
席にはサラミが用意されていてとても気配りが効いていました。
賞をとったビールもあるし種類も多いし何を飲むか悩みます。
まずはガイドさんが押していた、なにかすごいビールAdriaen brouwer beer(エイドリアンブラウワー ビール)。
このビールのすごい点は今調べてみたらわかりました。創業当初1545年からあったビールのようです。何か賞もとっているのだとか。味の感想苦手なので普通にすごい美味しかったとお伝えします。
続いてはバーテンのお姉さんのおすすめのENAME(エナメ)です。
お姉さんのおすすめと私が気になったENAMEの2種類を後悔のないように両方いただきました。ENAMEは気に入りました。日本では買えないようなのでお土産で買っておけばよかった。
ビールはもちろん販売もしていて、お店で買うよりは少し安いのかなといった感じです。買う人はものすごい買って帰っていました。
制限はなかったのですが、みなさん2,3杯飲んだら帰って行きました。
私もローマンビールで作られているビールを飲みとても満足して帰りました。
しかもお土産やビール2本とコップ付きです。これだけで10ユーロ分くらいありますよね。帰ってからもビールを楽しめるなんて最高ですね。
500年の歴史があるので、見るものも多く大きい工場なのでとても見応えがありました。
ビール好きの方がベルギーに来たらぜひ工場見学に来て欲しいブリュワリーです。
Roman Beerホームページ:http://www.roman.be/