こんにちはKAOです。香港でおいしい食べ物と言えば飲茶ですよね!
歴史的な事は苦手なのでよくわかりませんが、休日の朝に家族でお店に集まって点心を食べながらお茶を飲んで会話をするのが飲茶だとテレビで言っていました。大事な家族の時間のようです。
そのため飲茶は基本的に朝からお昼くらいまでがメインの料理です。夜にお店に行ってもお店によっては食べられない事もあるかもしれないのでご注意ください。
時代の変化に合わせて24時間食べれるお店もできているようですよ。
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さてそんな飲茶を食べに、せっかくならば昔ながらの点心と雰囲気を楽しみたいと「蓮香居」(lin heung kui)へ行ってきました。
香港で人気の老舗レストラン「蓮香樓」の姉妹店だそうです。
蓮香居の最寄り駅は上環駅(ションワンえき)です。上環駅から歩いて10分くらいの場所にあります。
トラムの通りを看板を目印にお店を探して歩きます。道中は乾物屋やトラムを見ながらで飽きませんでした。目印の看板を見つけたらエレベーターで2階へ行きます。
店内は賑わっていて人の話し声で騒がしいくらいでした。
朝はピークをずらしたつもりで11:00頃に行ったのですが、満席状態でした。土曜日だったからかもしれません。
席は自分で探さなければならないので店内をウロウロして空いている席を探します。3階もあるので3階を見に行ってもやはり満席状態でした。かろうじて空いている席があったので相席させてもらいました。
そしてほぼ香港の人たちで賑わっているこのお店で奇跡的に日本人の方と相席になりました。すごい確率だなと偶然に驚きました。
ちなみに相席が嫌だなと思ったら小さいテーブルがあるのでそこを確保するといいと思います。
2回目に行った時は日曜日の10時頃でしたが小さいテーブルに座ることができました。時間はなかなか読めませんね。
さて席に着いたらまずお茶を頼みます。香港在住の友達がいたのでスムーズにお茶が出てきます。
お店では英語はほぼ通じないので言っても通じない場合は漢字を紙に書いて見せたらコミュニケーションができるのでは無いかと思います。
お茶はプーアル茶(普洱茶)、ウーロン茶(烏龍茶)などがあります。寿眉茶(サウメイチャ)と言うのがこちらでは一般的なんだそうです。水仙茶(ソイシンチャ)も次いで人気らしいです。緑茶はあまり飲茶の時には飲まれないそうです。
お茶が来たらそのお茶で食器を洗います。
知らなかったので衝撃的でした!殺菌してるようです。
テーブルとかも少し汚いですがそれもご愛嬌です。※気になるようであればティッシュやウェットティッシュなどを持って行くといいと思います。
飲む方のお茶はポットでくることもありますが、本場のお茶はコップのような物に蓋をしてお茶を注ぎます。
写真のような状態でお茶を注ぐのです。蓋で茶葉をおさえてお茶をいれるのですが、これが初心者には難しいし、こぼれたお茶が熱いしで大変ながらも飲茶ならではの良い経験ができました。
ちなみにお茶は蓋を空けておけばお湯を注いでくれるのでおかわり自由です。
さてメインの食べ物の注文方法ですがお茶と一緒にスタンプシートが渡されます。
このスタンプシートは伝票がわりになっています。料金は小點 14HKD、中點 16HKD、大點 18HKDです。ちなみにお茶は 10HKDです。(これ以外の価格設定の物もあるようです。)
点心などを乗せたワゴンが定期的に回ってくるのですが、その時に蒸し釜の中身を見せてくれるので気に入った点心があればスタンプと引き換えにもらうことができます。
スタンプの押された場所で料金が変ります。面白いシステムですね。ワゴンで巡ってくるのは昔ながららしいですよ。
人気商品だと巡ってくる前に売り切れたりするようなのでスタンプシートを持って店内のワゴンを回って食べたい料理を探しにいきます。興味を示せば蓋をあけて中身が何か見せてくれます。
せっかくなので食べた料理をざっくりご紹介したいと思います。
ぬるぬるしてて少し苦手な腸粉(チョンファン)
ぬるぬる部分はお米の粉でできているらしい。中にはお肉が入っていました。エビバージョンなどあるようです。
たぶん山竹牛肉球(サンジュッガウヨッカウ)
お肉系で個人的には一番おいしかったです。ジューシーでした。
続きまして蝦餃(ハーガウ)
蒸し餃子で中にはエビが入っていました。エビがプリプリでつるつるした生地と合っていました。
絶品だった香港のお粥。
魚とピーナッツと湖沼の相性が最高でした。日本のおかゆと違った味付けでやみつきになりました。
帰ってきてからもしばらくはまった大根餅(中国語忘れました。)
何枚食べてもあきません。
中国版の蒸しカステラ、馬拉糕(マーラーカオ)
ふわっふわっでした。甘さもちょうど良かったです。
このころにはもうお腹いっぱいすぎました。
食べ終わったらスタンプシートの伝票を持ってカウンターへ行って支払いを済ませます。
美味しいものを食べて、友達とも楽しく会話ができて飲茶の文化を堪能でき
た気がします。お茶を入れるのが難しかった事、難しかった事。
ちなみに気に入ったお茶があれば1階で売っているので買う事もできます。
他にもお店でも使っている茶器セットなどもあってお土産に良いかもしれません。
味も良くて良い経験のできる蓮香居へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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