1年中温かい気温のフィリピンはセブ島でスキューバダイビングの免許を取ってきました!
1つ夢が叶って嬉しい限りです。
なぜフィリピン?
さて、なぜフィリピンでダイビングの免許を取ったのかと言えば、それはズバリ料金です。
私はPADIのオープンウォーターのライセンスを9000ペソ(3万弱)で取得できました。
NAUIのオープンウォーターのライセンスであれば6000ペソ(1万8000円)くらいで取れるところも見かけました。
※1ペソ3円で計算しました。実際はもう少し安かったです。
日本でも格安で取得できる所も見かけますが、期間限定だったり、先着数名だったりして予約するのが難しかったりします。しかしフィリピンならいつでも格安料金です。
また最短2日で取得できます。
安い理由
もちろん格安なのには理由があります。それは韓国人経営のダイビングショップでライセンスを取得するという点です。
韓国系列の場合、インストラクターの人は英語で教えてくれます。ダイビングは危険な海のスポーツです。命をかけるのに日本語が通じないのは怖いです。
テストや教材などは日本語でした。
私が現地で見たプランでは日本語の場合ざっと2万上乗せされていました。
最近は日本語も安い
言葉が通じないのは怖いため、少し高くても日本人経営のダイビングショップでライセンスを取得することにした友達もいました。確かにそちらの方が安心です。
それに日本人経営のダイビングショップだって、日本で普通の料金でライセンスを取得するよりは充分安いです。
現地の代理店で予約するより、オンラインで事前に予約しておく方が安いことがあります。
参考サイト:PADI Cカードライセンス取得<2日コース/マクタン島内ホテル送迎付/日本語対応> |ベルトラ (5万円くらい、キャンペーン時は40%オフになることも)
英語がまったくわからない場合は日本人経営が安心です。
私は身の危険を感じたらあきらめるつもりで韓国経営にしました。
ただ友達がいたこともあり、わからないことは友達に聞いて乗り切れました。
また5人で予約したこともあり、団体割引も含まれ10,000ペソから9000ペソに値下げしてくれました。事前の価格交渉が重要です。
ちなみに私が行ったのJeon Diver’sです。(休業中2022/01/16)
(FacebookでCebu Diversと調べると出てきます)
ライセンスについて
PADIとNAUIの違い
ライセンスを調べているとPADIとかNAUIとか、「何言ってんだよ」と思う方もいると思うのでさらっと解説します。私もはじめはよくわからなかったのですが、PADIの方が知名度が高くて、NAUIは若干知名度が下がるという違いです。
PADIであれば世界中どこでもPADI系列のダイビングショップがあるので、泳げるけれど、NAUIだと国によっては何それ?って言われて免許を持っていても使えないことがあるかもしれないとのことでした。けれどもPADIとNAUIが有名なライセンスなのでよほどのことが無い限り泳げるよと聞きました。
あとは若干NAUIの方がテストが厳しいとのことでした。
私は金額重視で安いNAUIを取る気満々でしたが、友達がPADIの方がいいと譲らなかったためPADIにしました。
オープンウォーターとアドバンスドオープンウォーター
またオープンウォーターは一番初級の免許のようなものです。
Cカードと呼ばれており、水深18mまでバディと共に泳ぐことができます。
フィリピンでは最短2日で取得することができました。
取得してから知りましたが、オープンウォーターレベルじゃあまりダイビングを楽しめないようです。
アドバンスドオープンウォーターくらいは取得しないと世界中でダイビングをなかなか楽しめないようです。
しかも料金も日程もあまり変わらなさそう。
参考:PADI アドヴァンスドライセンス取得<2日コース/マクタン島内ホテル送迎付/日本語対応>|ベルトラ
PADIとNAUIのどちらかで悩むと共に、取得するライセンスでももっと真剣に悩んでおけば良かったです。
ダイビングスクールへ
それでは実体験について書いていきたいと思います。
ライセンス取得講習1日目
1日目ですが、まず滞在先のセブシティまで送迎車がやってきます。
約束の時間になってもそれらしき車が見当たりませんでした。しかし停車中の車をよーくみてみるとそれらしき文字が。とくに目印のない普通のバンで迎えにきてくれました。
友達が気づかなかったら行けないところでした。
マクタンの方までつれていかれました。
海の家のようなところにつくとインストラクターの人が待っていてくれました。
ついたらさっそく、同意書などを書かされます。
自分の健康に問題ないかなどのアンケートもかいて、料金である9000ペソを現金で支払います。
我々のダイビングショップは良心的で送迎代、機器レンタル代、テキスト代、ライセンス申請料、昼食代、全て9000ペソ内に含まれていました。
別で請求してくるショップもあるようなので、事前にきちんと確認が必要です。
(写真を持ってくるように言われていましたが、それを忘れた場合だけ別料金が発生しました)
またテキストや同意書などは事前に日本人と伝えていたため日本語で用意してくれていました。
日本語のDVDで勉強
手続きが済んだら、講習のスタートです。
講習は日本語のDVDで行われます。テキストを見ながら頭にルールを入れていきます。
美味しいお弁当
お昼になるとお昼ごはんも出してくれます。
DVDを見ながらご飯を食べます。
フィリピンの料理かな、と思っていたらまさかの日本食のお弁当でかなり美味でした。
4,5時間ほどDVDでの講習でした。
正直、暑さと睡魔との戦いでした。
途中でなんどか、質問はあるかなどインストラクターの人が来てくれました。
海での講習
そして最後に海での講習がありました。
実際にウェットスーツを着て、器具を装着します。ボンベが超重いのですが、それを背負って海まで歩きます。
器具の使い方や、空気の調整方法、マスクに入った水の出し方、耳抜きなどを順番にやっていきます。
できないとDVDで何を見ていたんだと怒鳴られます。怒っているというよりは、海が危険だということをきちんと教えてくれている感じです。
基本的に水中で実演してくれて、その後に生徒の番という流れなので、英語がわからないからできないという事はありませんでした。
自分が気になることを質問することを英語だと躊躇してしまうので言葉問題ではその点が辛かったです。
筆記テストに向け自習
帰ったら、明日の筆記テストに向けて勉強します。
PADIの場合、テストで間違えてもインストラクターの方が説明してくれるので、それがわかればいいらしいです。それでもあまりにできなければおそらく合格させてくれないでしょうし、何より自分のために勉強しました。
ライセンス取得講習2日目
2日目は友達のうちの1人が耳抜きがうまくできていなかったようで耳が痛くなってしまい脱落しました。(日程をずらして取得させてくれるとのことでした)
筆記テスト
到着したら筆記テストスタートです。テストは日本語でした。
勉強した効果もあって無事にクリアしました。
海での実習
海での実習再会です。
前日に教わったことができていないと、お前死にたいのか!と怒られました。
実際、講習中は海の恐怖を感じているので怒ってくれた方が身が引き締まります。
けれども2日目には日本語をしゃべれるフィリピン人の助っ人の人が来てくれており、重いボンベをもってくれたり、先生怖いけど気にしないでと声をかけてくれました。
お昼を挟んで2回潜ったら、ライセンス発行の準備をしてくれました。
講習をなんとかクリアできたようです。
最後はダイビングを楽しむ
最後のダイビングは講習というよりは、ダイビングを楽しむ時間でした。
怖かった先生も海の生物を発見しては見せてくれました。水中での動きにも慣れてきて楽しかったです。
友達が水中カメラを持ってきていたのですが、インストラクターの人に渡してたくさん写真も撮ってくれました。
そしてその日のうちに仮ライセンスも発行してくれました。
またPADIのスマホアプリからライセンスを確認することができました。(ダイビングショップではWi-Fiが入るのですぐに確認できます)
カードがなくてもスマホの画面を見せればダイビングできるよとのことでした。
カードは1ヶ月後くらいに日本の自宅に無事に届きました。
感想
海でフィンをつけて泳いだ結果、次の日は筋肉痛にやられました。
ライセンスを取る場所の海はそこまできれいでは無かったし、地元の人たちが船をだしてはしゃいだりしてました。問題はなかったですが。
けれども、海の中を潜るという経験は楽しくていい思い出になりました。
また、ライセンスを取ってからフィリピンのモアルボアルへ行って念願のウミガメを見れて大満足でした。
もう1つ上のダイビングのライセンスもいつか取得していろいろ見にいきたい所です。